映像通報システム
- Live119

1.映像通報システム-Live119の概要


映像通報システム(Live119)は、スマートフォンを活用して通常の119番通報に映像を加えることで、より正確な情報をリアルタイムに伝えることが出来る新しいサービスです。

通報者が撮影する災害現場の映像を消防指令員がリアルタイムに確認したり、消防指令員から応急手当を実施いただくための映像を送信するなど、迅速な現場活動に役立てています。

映像通報システム(Live119)は事前登録やアプリのダウンロードは不要です。

https://www.youtube.com/watch?v=P0HA-OB7snA


2.活用の効果


(1)119番通報時に音声で伝えきれない現場の状況を映像で伝えることができる。
(2)通報者が地理に不案内な場合でも、システムを利用することにより出場場所を早期に特定することができる。
(3)消防指令員が送られてきた映像を見ながら応急手当の指導ができる。
(4)消防指令員から通報者に対し、応急処置動画の送信ができる。


3.協力のお願い


(1)映像通報システム(Live119)の利用には通報者の安全が確保されていることが前提となります。安全な環境が確認ができれば、消防指令員が当システムの操作方法について説明いたします。撮影中も周囲の安全に注意し、安全な場所での撮影をお願いします。
(2)映像送信にかかる通信料金は、通報者側の負担になりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
(1分当たりのデータ容量は約15MB程度です。通信料金はご契約の通信会社やご契約プランにより異なります。)

クリックでPDFが開きます。


※本システムは、令和6年10月1日8時30分に運用を開始します。


4.映像通報システムイメージ



5.映像通報システム操作手順


(1)通報者から指令センターへ映像を送る場合

【119番通報】

消防指令員が通報者に対し、Live119による映像伝送のご協力をお願いします。 了承いただくと、消防指令員から通報者の電話番号宛てにショートメッセージ(SMS)が送信されます。

【スピーカーフォンへの切り替え】

ショートメッセージ(SMS)を開く前に、電話の音声をスピーカーフォンに切り替えます。
※撮影中にスマートフォンから耳を離しても、電話の音声が聞こえるようになります。

【ショートメッセージの受信】

メッセージを受け取ったら、記載されたURLをタップします。

【映像通報システム(Live119)の起動】

ウェブブラウザからLive119が起動します。
※ブラウザはAndroidの場合「Chrome」、iPhoneの場合は「Safari」をご利用いただく必要があります。

【注意事項の確認】

撮影前の注意事項を確認します。
問題がなければ承諾いただき次へ進みます。

【注意事項の確認】

Live119ではマイクやカメラ、位置情報を使用します。
使用の許可をして次へ進みます。

【撮影開始】

ビデオカメラボタンをタップして撮影を開始します。
    
    
    
    
    
    
    
    
    

【現場情報の確認】

撮影している映像は消防指令員へ伝送されます。
消防指令員が現場の状況を映像で確認します。
     
    

(2)指令センターから通報者等へ映像を送る場合

【現場情報の確認】

119番通報の内容により、消防指令員が必要と判断した場合に通報者等に対し、映像通報システム(Live119)により応急手当等の動画を送信します。

【ショートメッセージ(SNS)の受信】



消防指令員から通報者等の端末にショートメッセージ(SMS)を送信します。
併せて、スマートフォンから耳を離しても通話ができるよう、電話の音声をスピーカーフォンに切り替えるように指示 しますので、変更をお願いします。

スピーカーボタンをタップ!


【動画の確認】


ショートメッセージを受け取ったら、記載されたURLをタップすると、指令センターから送られてきた動画が視聴できます。
※ブラウザはAndroidの場合「Chrome」、iPhoneの場合は「Safari」をご利用いただく必要があります。