ちば北西部消防指令センター
について

消防指令センターって?
管轄する市町村からの119番通報を一括で受け付け、通報内容に合わせた出場部隊を編成して管轄する消防本部へ出場指令をします。共同で運用することで、各消防本部の連携・情報の共有ができるため、災害時の応援体制が強化されます。

今までの経緯

北西部地域で、各市の整備時期が異なることから、2期に分けて整備することに。

2013(平成25)年4月
松戸市他5市(市川、野田、流山、鎌ケ谷、浦安)で「千葉北西部消防指令センター(松戸市に設置)」の運用を開始。
2021(令和3)年2月
4市(習志野、柏、八千代、我孫子)が新たに加わり、10市での「ちば北西部消防指令センター」の運用を開始。

共同運用するメリット

運用の効率化による市民サービスの向上
消防指令業務に関する高度な機能やシステムを1カ所に集約することで、新しい情報通信技術や住民ニーズの変化に迅速かつ適切に対応することができます。
災害対応力の強化
大規模災害などの際も、各市の消防本部だけでは十分に対応できない場合に、他市からの迅速な応援体制を確保できます。
整備費用を大幅に削減
共同で設置・運営するため、各市が個別に整備するよりも整備費用を大幅に削減できます。

協議会設置までの経緯

平成17年 7月
「消防救急無線の広域化・共同化及び消防指令業務の共同運用について」の消防庁次長通知(総務省消防庁)
平成17年 9月
「千葉県消防救急無線広域化・共同化及び消防業務共同運用推進協議会」を設置(千葉県)
平成19年 3月
「千葉県消防救急無線広域化・共同化及び消防業務共同運用推進整備計画」を策定(千葉県)
平成20年 10月
「千葉県消防救急無線広域化・共同化及び消防業務共同運用推進協議会」を「千葉県消防指令業務協同運用協議会」に改称(千葉県)
平成20年 11月
共同指令センター整備基本計画書(北東部・南部共同指令センター整備基本計画、北西部共同指令センター整備基本計画)を策定(千葉県)
平成23年 4月
「松戸市ほか5市消防指令事務協議会」を設置(6市)「松戸市ほか5市消防指令事務協議会」の規約を施行(6市)
平成25年 4月
千葉県域を1ブロックとした消防救急無線が運用開始、松戸市消防局内に「千葉北西部消防指令センター」を設置され運用を開始するとともに、第2期整備の検討が行われ、船橋市を除く4市が第2期整備に参加
平成27年 11月
共同指令センター整備基本計画書(北 西部ブロック第2期整備)が策定
平成28年 8月
「松戸市ほか9市消防指令事務協議会」を設置し、松戸市ほか9市消防指令事務協議会の規約が施行・告示
令和3年 2月1日
ちば北西部消防指令センターでの運用が開始